番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
小島達也(朝日新聞山口総局長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
福田浩治(山口県総合企画部次長)
第255回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2019年2月26日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長 矢野道代委員 酒田義矢委員 小島達也委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 取締役編成局、技術局担当 芳沢重雄 取締役総務局担当 小川容 取締役報道制作局担当 報道制作局長 諸岡亨 編成業務部長 渡辺正樹 編成業務部副部長 益野勝義 報道制作局制作部副部長 川崎教章 番組審議会事務局長 赤穴泰博 |
議事録
課題番組の明治維新150年 鹿児島・山口「的場浩司☓ロンブー淳 薩長同盟ツアー」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
・鹿児島に郷中教育という伝統があることを知って、たいへん勉強になった。山口県の萩には今も吉田松陰の遺訓を勉強している明倫小学校があって、両県とも教育熱心なところが共通しているのが確認できて、とてもよかったと思う。
・明治維新150年という大きなテーマを、温泉から食、女将劇場に至るまで、よくぞこれだけさまざまなネタを集めて、面白いバラエティ番組にしたなと感心した。
・長州と薩摩は、どちらも維新の志士を輩出した背景に、共通して教育があったということを、押し付けがましくなく、上から目線ではなく紹介していたのが印象的だった。
といった意見が出された。その一方で、
・山口で維新のことを取り上げるのであれば、維新の志士たちとゆかりのある旅館を取り上げたほうがよかったのではないかと思った。
・面白い番組だったが、見終わって何も残らなかったというのが実感である。場面転換のテンポが速く、追いかけて行くのが大変だったが、内容を深く追求しないで、どんどん場面転換していくのが、バラエティ番組の持ち味なのかと思いながら見た。
・鹿児島KKBの女性アナウンサーは、福岡出身で鹿児島に来てまだ日が浅いということだったが、yabの八谷アナウンサーとの落差を感じた。
という意見もあった。
次回開催日は、2019年3月26日です。