番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の8名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
守田正史(山口県総合企画部次長)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
第200回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2013年07月30日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役編成局長 岡田伸之、 |
議事録
課題番組である「高校野球関連番組」について審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。
- 「シード校紹介」は、各学校のエピソードを上手に捉え、うまくまとめて放送していて「このチームを応援したい」という気持ちにさせる内容であった。
- 「シード校紹介」は、各校の野球部のプロモーションビデオを見ているような感じで、人の伸ばし方やチームワークの取り方など、野球を通じて、いろいろな企業にも参考になるような点があったのではないかと思う。
- 決勝戦を見て、高校野球は礼儀や挨拶に力を入れているが、同時に選手自らが野球を探求してその真髄をつかんでいくと、最後にはすばらしい人生を得ることができるのではないかという気がした。
- 実況中継は、若手アナウンサーも加わって厚みが出てきた。「Jチャンやまぐち」との相乗効果で、野球放送がどんどん楽しくなってきた。
- カメラワークなど実況中継の技術が、以前と比べると格段に上達して、落ち着いて見られるようになったと思う。ノウハウが相当蓄積されたのではないかという気がする。
- 「シード校紹介」は、特に8校に限らなくてもよいのではないか。シード校だけでなく、yabの基準でチームを選んで紹介するのもいいのではないかと思った。
- 「シード校紹介」」は、シード校以外にも、特色ある選手、監督、コーチ、校長、父母などを発掘して、話題作りをしていったら、いろんなことが好循環して、高校野球の人気が再び高まっていくのではないだろうか。
- 「シード校紹介」を、試合の前にもう一度見せてもらうと、こういう学校のチームが今から戦うのかという興味が湧き、試合を見る楽しさが一層増すのではないかと思った。
- CMで「私たちは、高校野球を応援します」というコメントが、同じようにずっと入っていたのは、ちょっとしつこい感じがした。
- 女性のスタンドリポートは、意識的かどうかわからないが、声のテンションが異常に高いような感じがして気になる。
- ダイジェスト版は、試合結果の紹介などがなく、ただ映像を編集して流すだけでという感じがして違和感を覚えた。
次回開催日は2013年9月24日です。(8月は休会)