番組審議会とは

放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長

福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)

副委員長

佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)

委員

藤田敏彦(富士商株式会社 社長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
岩崎靖雄(岩崎クリニック院長・医療法人孝仁会理事長)
神谷裕司(朝日新聞山口総局長)
上野清(山口県総合政策部次長)

第183回 放送番組審議会

概要

開催年月日 2011年11月29日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名

福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、矢野道代委員、庫本正委員、吉本秀子委員、岩崎靖雄委員、神谷裕司委員

会社側出席者

代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役 岡田伸之、常務取締役報道制作局長 永田時彦、 取締役総務局長(番審事務局長) 鴫原正法、編成局長 赤穴泰博、編成業務部長 藤本郷史、 報道制作部副部長 森重次弘、報道制作部副部長 十川賢次、総務局次長 神保和之

議事録

課題番組である『ご当地検笑TVそれってキニナルゥ~』と『テレメンタリー2011国策に賭けた町』について審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。

『ご当地検笑TVそれってキニナルゥ~』

  • 取り上げた話題自体には、おもしろい話もあり、中国・四国の地域バランスもよく考えられていた。全体として軽快で楽しい情報バラエティ番組に仕上がっていた。
  • 中四国4局からの話題がバラバラだった。おもしろいものの間に、今一つのものが挟まれているようで、構成に問題があった。
  • 出演者にオネエ系タレントを集めたのは疑問だ。演出の面では異なるテイストが混在しすぎているように感じた。

『テレメンタリー2011国策に賭けた町』

  • 原発事故を受けて、上関町の問題を取り上げたのは時宜に適った企画だ。今後も根気よく継続取材をしてほしい。
  • 「国策」というものの存在感みたいなものが、事実を淡々と描くことによってうまく表現されていた。焦点を絞ったことがよかった。
  • 現職町長を中心に構成していたが、反対派住民や電力会社、国への掘り下げた取材や交付金の問題、選挙での得票率の分析なども必要ではないか。

 

次回開催日は2012年1月31日です。