番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 社長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
岩崎靖雄(岩崎クリニック院長・医療法人孝仁会理事長)
神谷裕司(朝日新聞山口総局長)
上野清(山口県総合政策部次長)
第184回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2012年01月31日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、庫本正委員、吉本秀子委員、神谷裕司委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役 岡田伸之、常務取締役報道制作局長 永田時彦、取締役営業局長 福永隆一、取締役総務局長 鴫原正法、編成局長 赤穴泰博、編成業務部長 藤本郷史、報道制作部主任 大田幸人、報道制作部主任 岡野圭佑、番審事務局長 平井隆光 |
議事録
課題番組である「第12回維新の里 萩城下町マラソン」と、「激走!全中駅伝 第19回全国中学校駅伝大会」について審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。
『第12回維新の里 萩城下町マラソン』
- 落ち着いた映像と雰囲気がとても良く、たくさんの伝えたいことをすべて表現出来た非常に完成度の高い番組であった。
- ランナーたちの人生模様にスポットを当てながら放送していたのは、見る人の興味を引いて、大変良い企画であった。
- 今回は、「なぜ走るのか」というテーマで市民ランナーの人生に密着して、視聴者が知りたかった作品になっており、大変共感を持って見ることができた。
- 選手と市民とのふれあい、交流の場面が少なかった感じがする。
- 全体の完成度が高かった今回に対して、次回は何かに絞ってみるというような工夫をしたらずっと続く面白い番組になっていくのではないか。
『激走!全中駅伝 第19回全国中学校駅伝大会』
- カメラワークがたいへん良く、井川アナウンサーと宗(そう)茂(しげる)さんの解説も大変安心感をもって見ることが出来た。
- 実況の井川アナウンサーは落ち着いていて品があり、さすがにうまいと思った。特に過去の資料を紹介しながらの実況は、深みがあって見事だった。
- カメラが選手と併走することで、選手の表情や息づかいが効果的に伝わってきて、大変良かった。
- 地元の人には、開催地が山口だとわかっているけれども、他県で見ている人に対しては、開催地が山口であることを、もっとアピールしてもいいのではないか。
- 山口のコースはクロカンが特徴ということなので「クロカンの神」といったキャッチフレーズを実況で使ったりすることで、コースや選手の魅力が生かされてくるのではないか。
次回開催日は2012年2月28日です。