番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
岩崎靖雄(岩崎クリニック院長・医療法人孝仁会理事長)
神谷裕司(朝日新聞山口総局長)
宮地 理(山口県総合政策部次長)
第190回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2012年07月31日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、矢野道代委員、庫本正委員、神谷裕司委員 |
会社側出席者 | 常務取締役報道制作局長 永田時彦、取締役総務局長 鴫原正法、 |
議事録
課題番組である「2012年高校野球山口大会」について審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。
- yabの大会中継は、19年間の年月を経て、様々な積み重ねがされてきた結果、夏の高校野球とyabが、しっかりと結びついた印象がしている。
- 「Jチャンやまぐち」での当日の試合の紹介は、見どころが上手に編集されていてゲームの面白さが良く出ていたと感じる。
- 途中で中継が終わった準々決勝第4試合を、急遽、「Jチャンやまぐち」の中で実況したことは、試合最後の盛り上がりの場面であったため、大変良かったと感じる。
- ゲスト解説の長尾先生は、解説者として大変適格、との印象を受けた。
- 「Jチャンやまぐち」でのシード校紹介は、面白い着眼点があったが、賛否が分かれるところではないかと思う。
- アナウンサーと解説者が、打者・投手・監督の情報、学校の野球に係わる歴史などについて、それぞれ情報の引き出しを持ち、対話の中でタイミング良くそれを提供し合うと、よりゲームが面白くなるのではないか。
- 話題性のある選手を発掘し、夕方のローカルニュースで事前に紹介すれば、視聴者はその選手やチームを応援しようという気になり、視聴率も上がるのではないか。
- 冨田さんの今回初めての実況は、井川さんや他の方々に比べて、レベルの差が歴然とあるような気がするが、元気があり前向きなところが非常に良いと感じた。
- 濱田さんは野球に詳しく大変元気で良かった。今後の課題として、野球はデータのスポーツなので、表面上では見えないデータをどこでどう入れていくのか、そのようなところにまで分け入った実況をしてもらいたい、と感じた。
- スポーツ放送の魅力は、予想される映像と語りではなくて、説明の要らない映像だと思う。是非頑張ってそういう瞬間の映像を撮ってもらいたいと思う。
次回開催日は2012年9月25日です。(8月は休会)