番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 社長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
岩崎靖雄(岩崎クリニック院長・医療法人孝仁会理事長)
岩下 範之(朝日新聞山口総局長)
第174回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2011年01月25日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、庫本正委員、吉本秀子委員、岩崎靖雄委員、岩下範之委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 増田信二、常務取締役編成業務局長 井出泰成、 |
議事録
課題番組である『ドキュメントy 輝きに向けふたたび~大越基の野球人生~』(2010年12月31日放送)について審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。
- 長期取材、密着取材によって、選手の成長ぶりや、新人監督が監督として育っていく成長の物語がよく出ていた。野球に対する情熱を描くドキュメンタリーだった。
- 長い間辛抱強く取材したことに好感を持った。あまり脚色せず、淡々とした描き方で、柘植アナウンサーの控え目なナレーションも良かった。
- 大越監督の経歴は知らなかったが、負け癖のついている集団を、どのようにしてやる気のあるチームに変えていくのか、経営者の立場で組織論として興味深く見ることができた。
- ほとんどの映像がグラウンドでの生徒と監督との関係だけでとらえられていた。教師と監督の一面だけしか描いていないように思え、いまひとつ大越氏の人間像が伝わってこなかった。
- 高校野球を題材にしたものとしては、主人公の描き方が少し弱いように感じた。もっとインパクトのある演出や構成で、キャラクターをくっきりと浮きあがらせてほしかった。
次回の開催日は2011年2月22日です。