番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
西生公一(山口県総合企画部次長)
第212回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2014年10月28日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、矢野道代委員、吉本秀子委員、 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役編成局長 岡田伸之、 |
議事録
課題番組である、yabふれあいフェスタ2014
「やまぐち放談 ~郷土の未来を論じよう~ 」
「グルメの秋 ダンスの秋 生放送SP」について審議が行われました。
①「やまぐち放談 ~郷土の未来を論じよう~ 」について
- ステージの全景が映ったときに、手前にいるスタッフが何度か画面に映り込む場面があった。着ているTシャツがオレンジ色で非常に目立つこともあって気になった。
- 総論的な発言に多くの時間が取られていて、肝心の「郷土の未来を論じよう」というテーマについて、具体的な提言をするところまでいかなかった。もう少し時間的な配分を考えた方がよかったのではないかと思った。
- 維新公園には小さな会場がいくつかあるので、そうしたところで討論会を行った方が、じっくり話を聞きたいという人との一体感を出すことができて、もっと質の高いディスカッションができたのではないかと思う。
- 実際に山口に住んで生活し、活動し、仕事をしている人たちが登場して、地元の人と同じ目線、同じフィールドで討論するのを聞いてみたいと思った。
- 去年よりセッティングなども良くて、1時間によくまとまっていたと思う。また元NHKアナウンサーの山根基世さんと「AERA」編集長の浜田敬子さんという、女性2人の人選もよかったと思う。
②「グルメの秋 ダンスの秋 生放送SP」について
- 出演者が過剰に盛り上がりすぎると、視聴者はかえって引いてしまうのではないか。yabには、出演者が盛り上がらずに、視聴者を盛り上げる、という手法に挑戦してもらいたいと思う。
- 子どもが対象なので、審査員が理屈で決めるのではなく、会場から審査員を募るとか、子どもだけで審査をさせる、というのも面白かったのではないかという気がした。
- ゆるキャラと出演者の両方が出てくると、ダンスだけの評価にはならなくて、どちらの持ち味も消してしまったように思う。去年の競争のように、ゆるキャラ同士で何かパフォーマンスをするようにしたほうがよいのではないか。
- ダンスそのものよりも、音楽の使い方やキャラクターの演出などの視点で評価した方が面白かったのではないか。また1回戦だけでよかったのではないかと思う。
次回開催日は2014年11月25日です。