番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
西生公一(山口県総合企画部次長)
第216回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2015年03月24日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役 岡田伸之、 |
議事録
課題番組である「みんなのレノファ ~やまぐち蹴球維新~」と「サッカー明治安田生命J3リーグ レノファ山口FC×ガイナーレ鳥取」ついて審議が行われました。
- これまでアップで選手の顔を見る機会はあまりなかったが、岸田選手や主将の平林選手など、それぞれの横顔がよく分かるように描かれていて、レノファをよく知らなくても、彼らが頑張っているので応援しようと思うような番組になっていた。
- カメラを何台も使い、全体の様子や選手のアップなどをすぐにスロー再生したりして、国際試合の放送に比べてもあまり見劣りしないような映像で楽しく見ることができた。
- 選手の頑張りだけでなく、サポーターや地域の応援、それに伴う選手自身の思いの変化、そういうものの総意で、いま本当に強いチームになったということが、伝わってきた。
- 前半は、柘植アナウンサーとゲスト解説者の福田さんとのやりとりが空回りしている感じがしたが、後半はだんだんスムーズになってきて、試合とスタジアムの雰囲気、それに放送の内容に一体感が出てきて、非常にいい放送になったと思う。
- 今までサッカーのことをまったく知らなかったが、番組で監督と選手の顔や名前を知ったことで、レノファ山口が身近で気になる存在になってきた。
- ホームゲームで、実況放送もかなり身びいきと思えるような部分があったが、地元のy a b が放送するのだから、それでよかったと思う。視聴者としてはたいへん心地よく楽しむことができた。
- 開幕前の番組は、開幕試合が終わったあと、試合も含めた形で制作したら、もっと臨場感がある番組になったのではないかと思う。宮成監督がプロを立ち上げるまでの苦労なども、もっと取材して入れてもよかったのではないかと思った。
- 物事には、華やかなプラスの面ばかりではなく表と裏がある。スポーツの魅力は、そういうものをひっくるめたものなので、番組を魅力あるものにするためには、そういう裏側にも踏み込んで取材して伝えてほしいと思う。
- レノファの紹介が、昨シーズンと今に集中しすぎていたように思う。1949年の山口県サッカー教員団の創設を起源とする前史があるので、もう少し時間軸を長くとって、レノファのルーツにまで遡った作り方をしたら、また違った趣の番組になっていたのではないかと思う。
次回開催日は2015年4月21日です。