番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
西生公一(山口県総合企画部次長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)
第222回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2015年10月27日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、稲井良介委員、 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役 岡田伸之、 |
議事録
課題番組の「y a b ふれあいフェスタ2015 ~うごく。遊ぶ。笑顔になる。~」について審議が行われました。
- 硬派の討論コーナーあり、歌やお笑いのステージあり、会場内の企業ブースの紹介や、グルメ・スイーツの紹介もあって、非常に盛りだくさんで、たいへん楽しめる内容だった。
- 「やまぐち放談」は、「女性が輝ける時代」というタイムリーなテーマでよかった。山口県で唯一の女性市長や、地元の女性企業家の人選も非常によかったと思う。
- 司会の末延さんは、山口県出身なので、話の端々から、県内のことをよく熟知していることが窺われ、その意味でも適役だったと思う。
- 「やまぐち放談」の55分という時間は、少し短かったように思う。できればパネリストを増やして、時間も倍ぐらいあってもよかったのではないか。またせっかく会場でやっていたので、質問を受けるような時間もあったら、よかったのではないか。
- 生の討論の中継で、意見交換の場面がずっと続くと、どうしてもダレてしまいがちになるので、途中、いくつか事前取材しておいた映像をタイミングよく挟んでいくと、コーナーの厚みが増し、質が上がるように思う。
- 司会者とパネリストのやり取りの中で、男性はこうだ、女性はこうだといった、ややステレオタイプな発言があったのには、違和感を覚えた。
- 「やまぐち放談」のパネリストの中には、視聴者の知らない方もいると思うので、最初に登場者の紹介があると、見ている方にとっては、より理解が深まったのではないか。
- 知事や市長が出ていたが、「女性が輝ける時代」というテーマなので、むしろ県庁や市役所で働いている女性、あるいは民間で活躍している女性が登場したほうがよかったのではないかと思った。
- 店舗めぐりのコーナーでタレントの石田純一さんが、並んでいる人に「食べてみる?」と語りかけていたのが微笑ましかった。こういうやり取りこそフェスタならではのことなので、そういう場面がもっとあったら、さらによかったのではないか。
- 店舗めぐりのコーナーは、時間が短いのだから、立ち寄った先々で試食して感想を述べるよりも、もっと多くの店舗を紹介したほうが、よかったのではないかと思った。
「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告
2015年4月~9月にy a b で放送した、番組の種別ごとの放送時間について報告がありました。
次回開催日は2015年11月24日です。