番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)
北村敏克(山口県総合企画部次長)
第227回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2016年04月26日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、矢野道代委員、吉本秀子委員、 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役 岡田伸之、 |
議事録
①課題番組の「薩長同盟150周年記念番組 薩長さんいませんか?」について審議が行われました。
- 地方発の番組として、ナレーションは、何弁なのかよく分からないが、標準とは違うイントネーションが新鮮であった。地方で何かやっているということを、そこはかとなく感じさせていて、たいへん良かったと思う。
- 鹿児島県のやり方は、統計学的に言うと「スノーボール・サンプリング(雪だるま式抽出法)」、それに対して山口県は「ランダム・サンプリング(無作為抽出法)」というやり方で、それぞれの県民性が出ているような気がして、面白いと思った。
- 最初は集中して見ることができなかったが、時間が経つにつれてだんだん番組のテンションが上がってきて、非常に面白くなってきた。最後は何とかもっと地図を塗りつぶしてあげたいような気持にさせられた。
- 八十島さんは、知名度の低さを逆手に取って、最初に開き直ってそれをネタにしていたのが良かったと思うし、前園さんも、巧まずして醸し出すようなおかしみがあって、とてもいい味を出していて、非常に好感を持った。
- 鹿児島県出身の有名な元サッカー選手の前園さんに対して、山口県出身の八十島さんについては、もっと著名な人を使ってほしかった。コンビでやるにしても、相方のツネさんより、八十島さんをメインにしたほうが良かったのではないかという気がした。
- 同県出身者探し当てて、対話に引きずり込んだときに、もっと方言やお国訛りを使って誘導してほしかった。そのほうがより面白く、バラエティ番組としての価値も高まったのではないかと思う。
- 最後の「ふるさと」の歌は必要ないのではないかと思った。その部分がどうしても「薩長さんいませんか?」というテーマと結び付かなかった。
- 地図を埋めるだけでなく、山口県と鹿児島県の人や土地の良いところなどを掘り下げて、お互いにアピールし合ったら、もっと深みが出て良かったのではないかと思った。
②「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告
2015年10月~2016年3月に放送した番組の「種別ごとの放送時間」について報告がありました。
次回開催日は2016年5月31日です。