番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)
北村敏克(山口県総合企画部次長)
第232回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2016年10月25日(火) |
---|---|
開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、矢野道代委員、吉本秀子委員、 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役経営企画・総務担当 岡田伸之、 |
議事録
課題番組の「yabふれあいフェスタ2016 ~うごく。あそぶ。笑顔になる。~」について審議が行われました。
「yabふれあいフェスタ2016 ~うごく。あそぶ。笑顔になる。~」
- 波田陽区さんが熊本地震の被災地を訪ねるコーナーが印象深かった。石垣があちこちで無残に崩れた熊本城の姿などを見ると、完全な復旧・復興までにはまだまだ時間がかかると思うが、徐々にしかし確実に戻りつつあるということを実感した。
- yabのアナウンサーを知ってもらうという意味では、アナウンサーが新人からベテランまで総出演したのは良かったと思う。yabが元気に「ふれあいフェスタ」に取り組んでいる姿勢が、見ている人たちにも伝わったのではないかと思う。
- 番組を通して音声が気になった。八谷アナの音声がまったく拾われていない場面もあった。音声が聞き取りにくいと視聴者はストレスを感じるので、次回はぜひ改善してもらいたいと思う。
- 4時間の番組は長すぎると思う。しかも45分ぐらい中断があって、間がもてない感じがした。午後からの2時間で十分だろうと思う。午前中の分は20~30分に編集して、午後の冒頭にVTRで紹介する形のほうがよかったのではないだろうか。
- 番組の中で、来場者の人たちのさまざまな様子、表情などをカメラとマイクで拾って映し出したら、よりリアルな感じがして良かったのではないかと思った。
- 今回、討論コーナーがなかったのは、どうしてだろうか。今年はどんなメンバーが出てくるのだろうかと期待していただけに残念だった。時間は短くてもよいから、討論コーナーはあったほうがよいと思う。
- 放送時間が長いのだから、番組とイベントを分けて、たとえば今までの番組で、もう一度見てみたい番組や、制作に十分時間の取れなかった番組を編集し直して、4時間の中で放送したらよいと思う。
- yabのスタッフ、ディレクター、アナウンサーたちが、実際にどういうふうに動いているのか、その仕事ぶりを見せるドキュメント風のコーナーがあったら面白いのではないか。そうすることによって、yabの存在を参加者に強烈にアピールできるのではないかと思う。
- 今回の番組が、単なる「ふれあいフェスタ」への誘導番組ではなく、フェスタに来られない人に見てもらいたい、yabというテレビ局を知ってほしいということであれば、4時間でもよかったのではないか。ただそのためには、今回の波田陽区さんのドキュメンタリー的なものや、あるいは討論コーナーなども必要ではないかと思う。
次回開催日は2016年11月29日(火)です。