番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
樫村伸哉(朝日新聞山口総局長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)
福田浩治(山口県総合企画部次長)
第239回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2017年06月27日(火) |
---|---|
開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 渡辺興二郎 |
議事録
①課題番組の「土曜の目覚めはどき生てれび」について審議が行われました。
・この番組から始まった「餅まき情報」は、山口ならではのローカルな情報として非常にいい企画だと思う。やはり山口ならではのもの、yabならではのもの、という視点が大切だと思う。
・街角でいろんなコメントを取るのは、人によって、やることや言うことが違うということがよく分かって、たいへん面白いと思う。今までテレビであまりなかった視点で、しかもローカルならではのものなので、たいへん結構だと思う。
・街角のコメントは、よそから山口に来た人にとっては、山口で生まれ育った人はこういう言葉でしゃべるのか、この年代の人はこういうしゃべり方をするのかなど、山口の普通の人のナマの声を聞くことができるので、すばらしいと思う。
・萩の朝の風景から入ったイントロは、いかにも土曜日の朝の感じがして、とてもさわやかで良かった。この番組らしさが非常によく出ていたと思う。
といった意見が出された。その一方で、
・福岡出身の山田としあきさんを起用するのは悪くはないが、やはり地元山口県の人材を育てることが大切だと思う。ローカル局として、地元の若い人を育てる使命もあるのではないかという気がする。
・もっと3人のキャスターの個性が表れるようなコーナーがあってもいいのではないか。特に大和さんの位置付けがはっきりしないように思う。茶々を入れる人のような感じがして、本人もやりにくそうな印象を受けた。
・常にBGMが微かに流れているが、そこに出演者の声が混じり合うので、うるさくはないけれども、話が聞き取りにくい感じがする。音楽がまったくない時間帯があってもいいのではないかと思う。
・土曜日の朝にテレビを見る人は、土日を楽しむための情報を欲しているのではないか。レノファに関しても、過去の試合の結果よりも、今週の試合についてのいろんな情報を発信するほうが、視聴者にとっては有り難いのではないかと思う。
・局アナの山崎さんをもっと強く前面に出してもいいのではないかと思う。彼女をyabの朝の顔として中心にしたほうが、山口の視聴者にとっては親しみが湧くのではないかという気がする。
・せっかくベテランの大和さんと勝津さんがいるのであれば、もう少し二人の絡みが欲しいと思う。また二人には、できればラジオの番組のように、もっと山口の方言で話してほしいと思った。
・レギュラーの3人がyabの建物の外側から歩いて入ってくる構成はたいへん結構だが、スタジオに入ってからは、ずっと定位置に腰を掛けたままで進行するのは地味な感じがする。もっと動きがあったほうがいいと思う。
・出演者の中でカメラ目線が気になる人がいる。カメラ目線は、視聴者に何か確かめているような感じがするので、素人の考えだが、カメラ目線は、スタートのときやエンディングのときに限ったほうがいいのではないかと思う。
という意見もあった。
次回開催日は、2017年7月25日です。