番組審議会とは

放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長

吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)

副委員長

矢野道代(矢野健康体操研究会会長)

委員

藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
小島達也(朝日新聞山口総局長)
江﨑克彦(山口新聞山口支社長)
永富直樹(山口県総合企画部次長)

第271回 放送番組審議会

概要

開催年月日 2020年9月29日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 3階大会議室
出席委員名 吉本秀子委員長
矢野道代副委員長
酒田義矢委員
小島達也委員
江﨑克彦委員
会社側出席者 代表取締役社長 天野尚彦
取締役編成業務戦略局担当・報道制作局担当補佐 番組審議会事務局長 関山吉宣
取締役報道制作局担当 報道制作局長 諸岡亨
編成業務戦略局長 近藤寛治
編成業務戦略局編成部長 益野勝義
営業局 企画事業部長 入江祥子

議事録

(議事の概要)

課題番組の「ぺこぱさん山口からおいしいもの届いてます!」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。

 

・番組のコンセプト、企画の意図が、山口県を元気づけるということだが、テレビの力で地産地消を推進というのがとてもキャッチ―で、それが視聴者を惹きつけて視聴を促す効果があったのではないかと思う。お笑い芸人のぺこぱさんを起用したことも成功ではないかと思う。

・ながと和牛、かまぼこ、ハモ、すき焼きなどが紹介されていたが、お昼時に見たせいか、どれもこれも食べたくなってしまった。食欲をそそる映像で、画面からその美味しさが伝わってきて、地産地消、生産者応援の主旨も伝わっていたように思う。

・山口の食べ物が、夜7時台に放送されたのはとてもよかった。また番組の中で、今までテレビでは端折られてきた生産者の横顔などが丁寧に描かれていたのも、たいへんよかったと思う。

・最初は、ぺこぱの2人がどこにいるのか分からなくて、番組との距離感があった。清水アナがいないと、この番組とどこでつながっていいのか分からず、なかなか入り込めなかった。しかし逆に、リモートでの番組作りの難しさ、苦労など、その大変さがしのばれた。

・この番組の目的が、山口県の地産地消、山口県の生産者を応援するということであれば、取り上げた生産者の件数が少なかったように思う。4件ではなく、その倍ぐらいの数を紹介してほしかったと思う。

・この番組は情報番組という枠組みだと思うが、人気芸人さんを使うことで、バラエティ的な要素も加えなければいけなかったのだろうか、それによってジャンルが不明瞭になり、構成の軸がブレて統一感がないような印象を受けた。

 

次回開催日は、2020年10月27日です。