番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
樫村伸哉(朝日新聞山口総局長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)
福田浩治(山口県総合企画部次長)
第247回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2018年04月24日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 役員会議室 |
出席委員名 | 福田百合子委員長 藤田敏彦委員 矢野道代委員 吉本秀子委員 樫村伸哉委員 福田浩司委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 取締役編成・業務、技術担当 芳沢重雄 取締役総務担当 小川容 取締役報道制作局長 諸岡亨 編成局長 藤本郷史 編成局編成業務部長 渡辺正樹 報道制作局制作部長 十川賢次 番組審議会事務局長 赤穴泰博 |
議事録
課題番組である、「どき生てれび」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
・「みんなのレノファ講座」は、レノファの収入がどういう仕組みになっているかという、楢﨑アナウンサーの解説が分かりやすくて非常に勉強になった。
・「山口弁講座」の大和良子さんが特にすばらしかった。大和さん、勝津さん、森川さんという、山口県出身の人たちが、あのようなスタイルで続けていけば、これからきっと人気のコーナーになるのではないかと思う。
・新しい番組なので、まだ緊張感のようなものが感じられたが、むしろそれが新鮮に映った。おそらくまだ試行錯誤をしている時期だと思われるが、山口に密着した情報をきちんと集めて発信しているように感じた。
・番組はぶっつけ本番で作っているということなので、まさに「どき生」、生放送なのだと思った。しかも、力が抜けているような、ゆるい感じが、とてもよかったと思う。
・「タケノコ」の話は、「探偵!ナイトスクープ」的な面白さというか、この番組ならではの面白さが出ていたように思う。
・願成就温泉のオープニングのニュースは、前日の「Jチャンやまぐち」のニュースで知っていたが、その場所にあった十二支の石像が、改築によって行き場がなくなった、というエピソードをこの番組でやっていたのは、たいへん面白いと思った。
といった意見が出された。その一方で、
・放送時間の1時間半が非常に長く感じられた。しかも朝の6時半から放送というのは、どの年齢層のどういった人たちを対象にしているのか分かりにくかった。
・若いMCの人たちも頑張ってはいると思うが、言葉のテンポが速すぎるのと、BGMがうるさく感じられて、少し騒がしいような気がした。
・「みんなのレノファ」は、せっかくゲストに中島浩司さんが来ていたのだから、ファンが気づかないような、もっと深い視点からのサッカーの試合の解説を引き出せたらよかったと思った。
・テレビ朝日系列は、他局に比べて、あまりローカルに力を入れていないような印象を受ける。他局では、報道特集として調査報道が毎週入っているところもあるし、他県ではゴールデンでローカルをやっている放送局もある。そのへんにもっと力を入れていかないと、地元の人に愛されないだろうし、地方局は生き残れないと思う。
・放送時間帯にはいろいろ制約があるのかもしれないが、サッカーの「みんなのレノファ」など、若い人に訴求力のあるような情報を発信するには、放送時間が早すぎるのではないかと思う。
・カメラワークの問題で、出演者の顔を正面からではなく、横から撮っている場合が多いように思うが、横から見ると目つきが悪く見えるので、朝の番組にふさわしく、できるだけ爽やかに正面から表情を映してほしい。
・同じ山口弁といっても、瀬戸内側と日本海側とでは違うので、せっかく勝津さんや森川さんが出演していたので、そのへんにも少し触れてほしかった。
という意見もあった。
次回開催日は、2018年6月5日です。