９月４日のどき生らいぶ

◆至福のランチ
　リンゴ園で食べる！今が旬の限定ピッツァ

◆中継
　注目のスーパーフード「モリンガ」

◆どき生映画
　「科捜研の女」篠田アナ＆マニィ大橋さんが「マリコ」にインタビュー

◆みんなのレノファ
　モンテディオ山形戦

◆どき生百景
　刀匠・湯川夜叉の挑戦

至福のランチ 山口市『ピッツェリア・イルソーレ』

県内各地の素敵なランチをご紹介する「至福のランチ」
今回は山口市阿東にある「ピッツェリア・イルソーレ」をご紹介しました。

西日本有数のりんごの産地、山口市阿東にある「しもせりんご村」、
8月にりんご狩りが解禁された畑の真ん中に「ピッツェリア・イルソーレ」があります。

12年前に、りんご園のオーナーでもある下瀬路陽さんが、
古い家屋の梁などを使って自ら建てたという店舗は、地中海をイメージした
オシャレな内装。机やイスも下瀬さんの手作りというから驚きです。

そして、ピッツェリアの心臓ともいうべき石窯も、
みずから廃材を組み立てて作ったもの。
「どんな形で、どう作るのか、ピザの事も含めて、
　本場・イタリアに見に行ったり、自分で勉強したり…
　やるからにはとことんやらないとね」と話す下瀬さん。

ピザのお店にしたのは
「冬にリンゴの木を大量に剪定するのだけど、
　その切り落とした木を何かに使えないか、
　と考えた時、ピザの薪に…と考えました」とのこと。

一定の温度を保ちやすいリンゴの木は、薪にちょうどいいのだそうです。

イタリア産の小麦粉、チーズ、そして「しもせりんご村」でとれたりんご。
りんご狩りができる期間限定の「ピッツァ・アップル」は、
チーズと甘酸っぱいりんごの相性が抜群！

デザートというよりは、しっかりとランチになる、
でもどこかスイーツの気配も残っている、不思議な感覚でした…。

もうひとつ、りんごの木で燻製した特製ベーコン、
これがもう絶品！もう一度申し上げます。絶品！
香り、食感、味、どれをとっても絶品オブ絶品！
幸せな時間でした…。

皆様もぜひ、味わっていただきたいと思います！ぜひ！

さて、「しもせりんご村」では、
11月末までリンゴ狩りが楽しめるという事ですが、
新型コロナウイルス感染症対策として、可能なかぎり予約での来場を
お願いしているという事です。

・ピッツァアップル…1780円

住所： 山口市阿東地福上487番地
(中国自動車道鹿野インターチェンジから車で30分)
営業：ランチ11:00～午後5:00
休み：8月から11月は無休
電話：083-952-0943

どき生百景　「刀匠　湯川夜叉」

山口の美しい風景をお届けする「どき生百景」。
今回は、生まれ故郷から遠く離れた地で、刀匠として活躍する
湯川夜叉さんです。

生まれは、スウェーデン。
(画家で空手家だった日本人の父親と、スウェーデン人の母）
2つの国を行き来して、育ちました。

16歳の時、刀鍛冶になりたくて家出し、日本にやってきます。
しばらくは画家など様々な仕事を経験。

2008年の秋、突然夢に突き動かされます。
目が覚めた時、脳裏に焼き付いていたのは刀の光沢。
すぐに父の知り合いだった
宮崎県の刀匠松葉一路氏に弟子入りを申し込みましたが、何度も断られます。
それでも諦めず、2009年、弟子入りを認められました。
師匠の松葉一路さんは海外にも出向く刀匠。
修業は厳しく、師匠の仕事は、「見て覚える」が基本。
15年、修業を終えて、防府にある今の鍛錬所に移住しました。
(旧杉田善昭日本刀鍛所）
翌年に文化庁が主催する研修会を修了し晴れて刀匠となった。

「満足できる刀は死ぬまでできない、それは職人の病気(こだわり？)」
と笑う湯川夜叉さんです。

◆問合せ先
刀匠 湯川夜叉日本刀鍛錬所
湯川夜叉（ゆかわやしゃ）さん
電話：080-3946-8371
住所：防府市真尾511-1
HP:swordofinfinity.com
(※上記ホームページは英語版です)

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