1月21日（土）のどき生らいぶ

◆山瀬理恵子のぶーちHoliday Cooking
　記憶力、集中力、やる気アップで受験対策！勝負！やまのいもの揚げ包み

◆中継
　捌きたてを刺身に！握りに！本まぐろの解体ショー！！

◆みんなのレノファ
　2023年の新戦力に注目

◆どき生百景
　五穀豊穣や家内安全を願う「トイトイ」

必勝！！やまのいもの満点揚げ包み

yabはおかげさまで開局30周年！
感謝の気持ちを込めて、
まちの魅力をどき生らいぶとＪチャンやまぐちで紹介します。
今月は山口市ウィーク！
山瀬理恵子のぶーちHoliday Cookingでお届けします。

「休日を料理でもっと楽しく！」をテーマに、
旬の県産食材を使って栄養満点なお料理を作る「ぶーちHoliday Cooking」。
今回は、山口市徳地やまのいもを使った揚げ包みを作りました。
受験対策となる脳を活発にする栄養源をぎゅうぎゅうに
詰め込んだ夜食にも食べやすいお手軽一品です。

≪必勝！！やまのいもの満点揚げ包み≫
【材料2～3人分】
徳地やまのいも　　　　100グラム
合挽き肉　　　　　　　100グラム
油揚げ(寿司揚げが楽)   6枚
納豆　　　　　　　　　1パック
卵　　　　　　　　　　1個
アボカド　　　　　　　1/4個
くるみ　　　　　　　　3粒
すりごま　　　　　　　大さじ1
梅　　　　　　　　　　3～4個
大葉　　　　　　　　　5枚
調味料　醤油　砂糖　料理酒　みりん　各小さじ2

【作り方】

① 溶き卵をフライパンに入れ炒り卵を作って取り出す。
　 同じフライパンにオリーブ油を熱し、包丁で果肉をたたいた梅干し、合い挽肉を炒め、
　 色が半分くらい変わったら、調味料を入れ絡めるように炒めて冷ます。
② ボウルに納豆(タレも)、皮を剥いてすりおろしたやまのいも、
 　皮を剥き小さく切ったアボカド、包丁で細かく砕いたクルミ、
　 すりごま、細かく切った大葉、①を混ぜる。
 　(味が薄ければ醤油少々を足す。この時パサついていればオリーブ油を足すと良い。)

③ 袋状に開いた油揚げの中に②の具材を詰め、口を爪楊枝で止める。
　 フライパンにオリーブ油を熱し、両面をこんがり焼く。

≪徳地やまのいもについて≫
佐波川の水をつかって育てられる。
現在18軒が栽培してる。（後継者募集中！）
強い粘りが特徴の山芋。伸びが良い(お皿をひっくり返しても落ちないとのこと)。
江戸時代から食べられていた。
「山のウナギ」とも言われ、スタミナがつく食材として重宝されていた。
形は色々で、イチョウ型で肉厚、むきやすいものが良いものとされる。
芋は、ひとつのツルにひとつしか付かない。傷つけないように掘るにはコツがいる。
連作ができないため、毎年場所を変えて作る。

徳地やまのいもは令和2年11月に地理的表示(GI)に登録。
※地理的表示(GI)
　保護制度品質等の特性が産地と結びつき、地域等から高い評価を得ている
　農林水産物の名称を、国が知的財産として登録する制度。

どき生百景　「受け継がれる小正月行事　地福のトイトイ」

山口市地福に江戸時代中期から伝わる伝統行事。
毎年１月14日夜、子どもたちが集落の家々を１軒ずつまわり、
持参したワラウマ（藁馬）と供物とを交換し、
家内安全や無病息災、五穀豊穣などを祈願する小正月の子ども達が主役の行事。

2012年　国の重要無形民俗文化財に指定。
子どもたちは、訪問先の家の前にくると、ワラウマをザルに入れて玄関先に置き、
全員で「トイトーイ」と大声で叫び、急いで物陰に隠れる。
やがて、家人が出てきてワラウマを受け取り、
代わりに餅や菓子などを供物としてザルに入れると、
子どもたちは家人に見つからないようにそれを持ち去る。

家によっては水を子どもたちにかけようとすることもある。
この水を浴びると縁起が悪いなどといわれており（諸説あり）、
子どもたちは水を避けながら、供物を持ち去ろうとする。
各家では福が舞い込むように、もらったワラウマの頭を
家の内側に向けて神棚や床の間などに１年間供える。

ワラウマはトイトイの行事の前には地域の大人に教えてもらいながら作る。

◆地福のトイトイ
山口市地福下　　桜乃里公会堂〜桜乃里・名草集落

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