#364 道路をみんなできれいにしませんか?
私たちの生活に欠かせない道路。その中には地域の方々の手によって、
きれいに保たれている場所があることをご存じですか。
今回のイキイキ!山口では県と地域の皆さんで行っている
道路を維持管理するための取り組みについてご紹介します。
県では利用者にとって安全で良好な道路の維持のために、
「きらめき道路サポート事業」という取り組みを行っています。
自治会や地域活動NPOなどの地域団体の皆さんに
県が管理している道路の草刈りを行っていただき、
県では、その活動経費の一部を支援しています。
道路利用者にとって安全で良好な道路環境を維持していただくとともに、
道路維持管理の一環に直接関わっていただくことで、
身近に利用している道路により一層愛着を持っていただければと思います。
この日は、「きらめきサポートグループ」として活動している
山口市の一貫野営農改善組合の皆さんの作業にお邪魔しました。
(きらめき道路サポートグループの方インタビュー)
「当集落では、普段作業している道路が県道に指定される前の未舗装の時代から
道路の整備に携わっていたと聞いています。
道路が整備されてからは、田んぼが県道に接している農家では、
田作業に併せて県道の路肩まで草刈りをして、
路肩をきれいな状態に保っていました。
その路肩を見た県の道路維持の方からお声がけを頂いたのが応募のきっかけです。
県道の認定を受け、2車線道路の整備が始まると、
防府側の区間も行うようになりました。
防府側は2車線道路への整備が継続中です。
1車線の部分は草刈りを行ことで見通しもよくなり、
車両も通りやすくなり、安全で気持ちよく走れます。
道路がきれいになると、空き缶などのポイ捨てが少なくなるように思います。
ここ一貫野は、5月には藤の花が咲きたくさんの花見客の方が訪れます。
道路がきれいであると、花見客の方も気持ちよく来ていただけるのではないかと思います。
道路がきれいであると、見通しがよくなり安全にも繋がります。
このように活動が景観や安全性に繋がるところがやりがいです。」
このほかにも、県が管理する道路の花壇の整備や歩道の清掃などを
地域住民や各種団体の皆さんに行っていただく
「道路愛護ボランティア」も募集しています。
申し込み方法など、詳しくは県道路整備課のホームページをご覧いただくか、
お電話でお問い合わせください。
生活に欠かせない社会基盤である道路を自分たちの手できれいに保っていきませんか?