のイキイキ!山口
#252 『育児を楽しもう!~パパのアトリエ~』
子育ては、社会全体で応援していくことが大切です。
また家庭では、母親だけでなく父親も積極的に子育てに関わることが重要です。
今回のイキイキ!山口では、8月に周南市で行われた子育て交流イベントについてご紹介します。
県では「安心して子どもを生み、育てていくなら、やっぱり山口県だ」と思っていただけるよう、
子育てしやすい環境づくりを推進しています。
このような環境を実現するためには、地域や企業など社会全体で子育てを応援し、
家庭においては父親が積極的に家事・育児に参加することが重要と考えています。
今回のイベント「育児を楽しもう!パパのアトリエ」では、
男性の家事育児への理解を促進するセミナーや親子で行う体験コーナー、
出産を控えた夫婦への両親学級を実施しています。
イベントでは先輩イクメンの方による講演会もありました。
県立熊毛北高校の教諭でもある小田晋さんは1人のお子さんを持つパパで、
令和元年度のやまぐちイクメン応援表彰では優秀賞を受賞しました。
イクメン応援表彰は、積極的に家事・育児に参加する父親「イクメン」を応援し、
盛り上げることを目的に、平成27年度から実施されています。
実体験に基づく小田さんの話に皆さん、聞き入っていました。
講師:「育休という言葉にありますように、休みがあって男性は仕事場で働いている、
女性は家で休んでいるんだろうとだからオレたちは手伝わないというイメージが
男性陣のなかに多いんではないかと思っています。
育児は女性はやるもんだろう、家事は女性がやるもんだろうと思ってしまい
男性が手伝わないのが普通かな、やらないんのが普通かなとの
イメージになっていると思います。
育児は楽しいことがたくさんあります、でも大変なこともあります。
しかし、こんなに大きく変化して世界が広がることはなかなかないと思います。
育児を手伝うのではなくて参加する
なんなら半分はオレがやってやろうというような気持ちを
持っていくといいと思っています」。
県では、今後も同様に「パパのアトリエ」イベントを実施していきます。
また、「第7回やまぐちイクメン応援表彰」の応募を9月13日まで受け付けています。
詳しくは県のホームページをご覧ください。
表彰式は11月に宇部市で実施する「育児を楽しもう!~パパのアトリエ~」内で行います。