のイキイキ!山口
#261 『やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚』
皆さんは「やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚」をご存じですか?
これは、県が酒粕を利用して開発を進めているブランド養殖魚のことです。
今回のイキイキ!山口ではその開発に向けた取り組みについてご紹介します。
日本酒は山口県を代表する名産品ですが、製造の際に出る酒粕を魚の養殖に利用しました。
サバ以外に現在、ウマヅラハギやアユの試験も進めています。
山口県はおいしい魚の宝庫として知られていますが、魚の養殖業の規模はあまり大きくありません。
この取り組みを通して「山口県ならでは」の特色ある養殖業を展開していきたいと思います。
11月17日には関係者が集まって「やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚ブランド発表会」が行われました。
「ほろ酔いさば」の身はきれいで味はまろやかで甘く臭さも少ないのが特長。
酒造者:「最初に聞いたときは非常に驚きましたが、
きょうほろ酔いさばを口にすることができて酒粕の良さ、
さばの良さがうまく混ざっていると思っています」。
生産者:「これを機に 水産業が活性化すると思いますので、楽しみです」。
「ほろ酔いさば」は数量に限りがございますが、長門市と阿武町の道の駅で食べられます。