のイキイキ!山口
#263 『献血に行ってみませんか?』
献血は病気やケガで苦しむ人たちを救うボランティアの一つです。
今回のイキイキ!山口では、血液を安定的に確保することの必要性や、
献血への理解を促進するために県が行っている取り組みについて紹介します、
少子高齢化によって献血人口の減少が予想されています。
さらに、若者の献血離れが深刻です。
平成22年度から令和2年度までの10年間で10代・20代の献血者は、
11221人から7404人と約35%減少しました。
また、令和2年度の10代・20代の献血率は4.4%と全国と比べて0.7%低くなっています。
献血が可能となる高校生での献血機会の減少が要因の一つと考えられます。
また、特に冬場は「外出したくない」、「かぜ薬を飲んでいる」といった理由で
献血への協力が減る傾向にあります。
若者に献血への理解を深めていただき、
将来にわたる安定的な血液の確保につなげていきたいと思います。
この日は、防府市の防府西高校で「献血セミナー」が開かれました。
生徒①「これからはもっと献血について知りたいと思ったし、
人のためになるように行動していけたらなと思います」。
生徒➁「(献血に要する)40分間で人の命を助けられることにとても関心を持ち、
私も行って(献血に)行ってみようと思いました」。
どの生徒も、献血の大切さと、献血を通した社会貢献について熱心に学んでいました。
県内では山口市の「やまぐち献血ルームFor you」での献血や、
献血バスによる巡回献血を行っています。
詳しくは、県赤十字血液センターのホームページをご確認ください。
今まで献血をしたことがない方も、
ぜひ一歩を踏み出して献血をしていただければと思います。
毎年1月から2月は「はたちの献血キャンペーン」を県内各地域で実施します。
ぜひ献血への協力をよろしくお願いします。