イキイキ!山口

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#155 農業大学校で新たな一歩を踏み出そう!

県内で農業に携わる人の平均年齢は70歳を超え、
高齢化が進み担い手が不足しています。
一方で、農業を目指す若い人たちは増加傾向にあるそうです。
今回の「イキイキ!山口」は県の農業大学校で行われている社会人研修の様子と、
実際に学んでいる方たちの声をご紹介します。


防府市にある県立農業大学校では、新たに農業を目指す社会人の皆さんに
技術や知識を学んでもらうため、「やまぐち就農支援塾」を開講しています。
中でも「担い手養成研修」は、本格的に就農を目指す方を対象に、農業経営に必要な
専門技術や、流通や販売の知識などについて、1年を通して研修します。
自ら農業経営を開始する方を対象とした「自営就農コース」と、
農業法人への就業を目指す「法人就業コース」があり、
本年度は、25人が、農業の分野で新たな一歩を踏み出すために、学んでいます。


研修生の橋本真紀さんは東京都出身ですが、山口県に移住してきたことをきっかけに、
「自然環境の豊かな山口県内で農業に挑戦したい、
そして山口県に暮らし続けたい」と思うようになりました。
見知らぬ土地で農業に取り組むことに不安もあったそうですが、
農大には寮もあるので技術習得に専念できる環境が整っています。


研修生の石亀賢治さんは、もともと農業に関する知識や技術はほとんどなかったそうですが、
研修生にはハウス1棟(いっとう)が割り当てられ、全ての作業が経験できるほか、
担当している作物以外のさまざまな作物の栽培にも関わることができます。


農業大学校の社会人研修は、農業未経験者でも一から農業について学ぶことができます。
来年度の研修生の募集は9月3日から始まります。
ぜひ県内の農業を盛り上げていきましょう。




やまぐち就農支援塾(社会人研修生)
「担い手養成研修」
研修期間:来年3月から1年間
9月3日(月)から募集スタート!

お問い合わせ先
★山口県立農業大学校 
■TEL:0835-27-2714

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