のイキイキ!山口
#271『耐震化で住まいの安全・安心を』
地震は、いつ起きるのか予測できないため、さまざまな備えが重要です。
今回のイキイキ!山口では、住まいの耐震化についてお伝えします。
山口県の住宅耐震化率は、平成25年の調査による約74%で、
耐震化が必要な住宅はまだ多く残っています。
そのため県では、市や町と協力し、建築士による耐震診断を無料で受けられる制度や、
耐震診断・耐震改修の補助制度を設けています。
2016年の熊本地震では、最大震度7を記録しました。
県消防学校に設置された起震車で、震度7の揺れを体感しました。
そのために住まいの耐震化が大切です。
特に、昭和56年5月以前の、建築基準法で耐震基準が強化される前に建てられた住宅は、
耐震性に不安があります。
これらの住宅は、熊本地震でも建物が倒壊するなど、被害が顕著でした。
耐震化診断はお住まいの市や町の住宅耐震補助の窓口で受付を行っています。
市や町によって補助の条件や補助限度額が異なりますので、窓口でご確認ください。
また、県では、ご自身でできる住まいの耐震診断や防災対策の方法について記載した
リーフレットを配布しています。
県住宅課のホームページからダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
住宅の耐震診断や耐震改修補助制度については、県住宅課や、
お住まいの市や町の住宅耐震補助の窓口までお気軽にお問い合わせください。
住宅の耐震診断・耐震改修補助制度
【お問い合わせ先】
◆山口県住宅課
電話:083-933-3883
◆お住まいの市町の住宅耐震補助の窓口