イキイキ!山口

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#156 県立山口博物館の夏の特別展 開催中

明治改元(かいげん)150年の節目の年にあわせ、
県では「明治150年プロジェクト『やまぐち未来維新』」を展開しています。
その“未来”に焦点を当て、人気漫画『宇宙兄弟』を通して、
夢を持ち、未来に向かってチャレンジしていくことの大切さや、
宇宙の魅力を学べる特別展が、ここ県立山口博物館で開かれています。

会場には、初公開40点以上を含む、
『宇宙兄弟』の貴重な原画を100点ほどが展示されています。
『宇宙兄弟』は、幼い頃にUFOを目撃したことをきっかけに、
宇宙飛行士になるという夢を実現していく兄弟が主人公の作品です。
テレビアニメのほか、映画化もされました。
この『宇宙兄弟』は現在も連載中で、これまでの発行部数は2000万部を超える人気漫画です。
しかもちょうど連載開始から10周年で、
中国・四国地方でこのような大規模な作品展が開かれるのは初めてです。

また会場には、先日、小惑星「リュウグウ」に到達して話題になっている
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」の模型のほか、
JAXAのH−2Bロケットやスペースシャトルの模型、
さらに実物に近い宇宙服なども並んでいます。
また、ほとんどの展示品が撮影できるなど、
子どもから大人まで年齢を問わず楽しんでいただける展示となっています。

そのほか、宇宙と山口県とのつながりも紹介されています。
平成28年度からJAXAと山口県・山口大学が連携協定を結ぶなど、
山口と宇宙との関係はどんどん深まりつつあります。
会場では、日頃は東京の国立科学博物館に展示されている山口県に落ちた隕石(いんせき)の本物を、
今回“里帰り”として特別に展示しているほか、県内にある宇宙関連施設の取り組みなど、
山口県と宇宙の驚きの関係を紹介しています。