#276『福祉・介護業界で活躍する人を応援します！』

山口県では高齢化率が全国第3位と高く、福祉・介護サービスへの需要が増加していますが、
福祉・介護職員の定着率が低い傾向にあるために今後は職員の不足が見込まれています。

そこで県では新たに福祉・介護の職に就いた職員を激励し、
職場の枠を超えた仲間づくりの場として「山口県福祉・介護職員合同入職式」を開催しています。

式では村岡知事が「今後も福祉・介護の仕事への誇りとやりがいを持ち続けられ、
各職場において活躍されるとともに、後に続く後輩たちの目標となられることを
大いに期待しています」と激励の言葉を贈り、新人職員代表による決意表明や現場で
活躍している先輩職員から新人職員への応援メッセージ、参加者同士の交流会が行われます。

県厚政課の担当者は「新人職員さんは不安や悩みをお持ちの方も多いと思う。
同期の仲間や先輩との交流を通じて不安や悩みを解消して仕事のやりがいや
魅力を再発見してほしい。
先輩職員にとっても仕事への意欲・モチベーションアップに繋がればと考えています」
と式典開催のねらいを話していました。

新人職員：これから山口の福祉を背負っていく者としての覚悟をもって、
　　　　　もっと励んでいこうと思いました。
先輩職員：若い方の話を聞いて身が引き締まる思い。
　　　　　初心を忘れずに職場に帰っても頑張りたい。

といった参加者の感想がありました。

山口県では合同入職式のほかにも、福祉・介護職員が長く働き続けられるように
仕事の悩みを相談できる窓口の設置や、業務に関する資格取得・自己啓発のために
必要な研修を行っています。
詳しい情報は、山口県福祉人材センターのホームページで紹介していますので
ぜひご覧ください。

山口県福祉人材センター
HP ：http://yamaguchi-fjc.jp/
TEL：083-902-2355