のイキイキ!山口
#281『誘い合ってがん検診を受診しよう!』
現在2人に1人がかかるといわれている、がん。
山口県内では1年でおよそ5,000人ががんで亡くなっており、
死亡原因の第1位となっています。
その一方で、山口県のがん検診受診率は全国と比べて低い状況にあります。
がんは発見が早ければ早いほど治せる可能性が高まります。
特に初期のがんは自覚症状がほとんどないため、
定期的に検診を受けてがんを発見する機会を逃さないことが大切です。
山口県予防保健協会では6月に最新式の移動検診車を導入しています。
1台で「肺がん」と「胃がん」の撮影を行うことができます。
今後中山間地域や従業員の少ない事業所の検診などに使われる予定です。
コロナ禍のなか、山口県予防保健協会ではがん検診時に
スタッフのマスク着用や小まめなアルコール消毒、
密を避けた待合室の確保など感染対策を徹底しています。
安心してがん検診を受けてほしいと協会は話しています。
また、現在県では、がん検診の受診を促進するため
「誘ってがん検診キャンペーン」を行っています。
がんの早期発見を目的とした「胃がん」「大腸がん」「肺がん」
「乳がん」「子宮頸がん」の検診を対象として家族や友達など
身近な人を誘ってがん検診を受けて2人1組で応募すると、
おいしい県産品や協賛企業からの各種賞品が抽選で当たります。
平日は仕事でなかなか検診を受けられないという方は、
9月から12月まで平日夜と休日にがん検診が行われているので活用をご検討ください。
詳しくは、県医療政策課または各市町のがん検診担当課までお問い合わせください。
▼お問い合わせ
山口県医療政策課
電話:083-933-2961
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/45/