イキイキ!山口

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#286『今こそ男性の育児休暇』

男女ともに働きながら安心して子どもを生み育てるには、
男性の育児参加が不可欠です。
今回のイキイキ!山口では、男性の育児支援を推進する企業や、
県の支援制度について紹介します。

近年は女性の社会参加が増えてきて、
子どもの育児は女性がするものという従来の考えではなく、
男性も育児に参加することが求められています。
育児介護休業法が改正され、令和4年10月1日から
出生時育児休業が新たに設けられました。
これにより、これまでより男性が育児に参加しやすくなりました。
実現に向けて業務の見直しや人員確保といった課題があります。
このため育児休業に不安を抱える企業も多いです。
宇部市の宮川鉄工所は男性従業員が育児参加しやすい
雇用環境の整備などに積極的に取り組んでいます。

宮川社長
「弊社は製造業ということもあり、従業員のほとんどが男性です。
 従業員が元気に働いてくれるためには家族の理解と協力が必要です。
 今後も育児休業が取得しやすい会社であるよう努めていきたいと思います。」

伊藤さんは実際に令和2年度に約(およそ)2カ月の育児休業を取得しました。

伊藤さん
「会社の仲間も理解してくれてうれしかったです。
 育児に参加できたので妻の大変さも分かりました。
 これからも仕事に育児に頑張りたいと思います。」

県では男性従業員の育児参加を支援する企業を
「やまぐちイクメン応援企業」として登録し、
その取り組みを紹介しています。
さらに登録企業の男性従業員が連続5日以上の育児休業などを
取得した場合は「やまぐちイクメンパパ子育て応援奨励金」として、
取得期間に応じた奨励金を企業に支給しています。
また、男性の育休活用セミナーも開催します。
詳しくは県労働政策課までお問合せください。

▼お問合わせ
山口県労働政策課
083-933-3221

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