のイキイキ!山口
#287『路線バスがますます便利になっています!』
今回は利便性が向上している路線バスの魅力について紹介します。
県内の路線バスの利用者は人口減少や
マイカー利用の拡大などにより減少傾向にあります。
昭和40年度のピーク時に比べ、現在はコロナ禍による外出自粛の影響もあり、
1割程度にまで減少しています。
しかし高齢者の方の買い物や通院、児童・生徒の通学など、
路線バスはなくてはならない移動手段であり、維持していくことが重要です。
このため県では、より多くの人に利用してもらえるよう、
利便性向上に向けた取り組みを支援しています。
現在は、キャッシュレス化が進んでいますので、
路線バスの交通系ICカードの導入を進めています。
昨年度は宇部市交通局のバスに導入され、
現在、県内路線バス事業者7社のうち4社で利用可能です。
これにより県民の皆さんの利便性向上はもちろんですが、
旅行者に向けた観光需要の喚起にもつながればと考えています。
路線バスの運行状況が一目で分かる
バスロケーションシステムの導入を進めています。
こちらの「せんナビ」アプリは、
船木鉄道と山口東京理科大学に協力いただき、
実証実験を行っています。
現在バスがどこにいて、いつ到着するかが一目で分かります。
近年、バス事業は運転手不足による減便なども増えているので、
人材確保は重要な課題です。
このため県では、交通事業者とバス運転手に興味がある人との
出会いの場を作ろうと「公共交通担い手確保ミニフェア」を開催します。
10月28日金曜日に山口市の山口グランドホテルで開催しますので、
興味のある方はぜひご参加ください。
●就職相談会「公共交通担い手確保ミニフェア」
開催日:10月28日(金)
会場 :山口グランドホテル
▼お問い合わせ先
山口県交通政策課
電話:083-933-3120