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#289『つけちょる?うごいちょる?住宅用火災警報器』

令和3年は山口県内で479件の火災が発生し、
そのうち3割近くの132件が住宅火災で11人の方が亡くなっています。
住宅火災において大切なことはいち早く火災に気付くということです。
そのためには住宅用火災警報器の設置が必要です。

住宅用火災警報器は火災の発生を真っ先に知らせてくれるため、
その後の適切な初期消火や迅速な避難につながります。
しかし、山口県内の設置率は2022年6月1日時点で
78.2%で全国38位と低い状況にあります。
今後、住宅火災による死者やけが人を減らしていくためには
住宅用火災警報器の普及が必要不可欠です。

また、住宅用火災警報器は消防法により
全ての住宅に設置することが義務付けられています。
具体的には全ての寝室と、2階以上に寝室がある場合は
階段上部への設置が必要です。
各市町(しちょう)によっては条例で台所やリビングなどに
設置することも義務付けられています。
詳しくはお近くの消防署にお問い合わせください。

いざという時にきちんと動くかは定期的な点検やお手入れが大事です。
半年に1度は作動するか確認をしたり、
乾いた布でホコリを取ったりと、お手入れをしましょう。
なお、住宅用火災警報器は古くなると火災を感知しなくなることがあります。

交換期限があるものは期限に合わせて、
交換期限がないものでも設置後10年を目安に
新しい警報器に交換して、万全の状態で火災に備えましょう。

▼お問い合わせ
山口県 消防保安課
電話:083-933-2399
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/7/

お近くの消防署
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/7/14172.html