イキイキ!山口

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#290『多文化共生による地域づくりの推進』

国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化の違いを認め合い、
対等な関係を築こうとしながら、共に生きていくことはとても大切です。
今回は、多文化共生を推進するための取り組みについてお伝えします。

県内に住む外国人の人数は令和4年6月末時点で1万6734人となっており、
7年間で約24%増加しています。
国籍・地域別では、韓国、ベトナム、 中国、フィリピンなどの方が多く、
多様化が進んでいます。
このため、国籍や民族などの異なる人々が、
互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、
地域社会の構成員として共に生きていく多文化共生がとても大切になってきています。

県や山口県国際交流協会では、多言語での情報発信を行っています。
県のホームページは、外部サイトの自動翻訳サービスを導入しているほか、
県の広報誌「ふれあい山口」もアプリのインストールにより
多言語対応としたところです。
その他にも、山口県国際交流協会内にやまぐち外国人総合相談センターを設置し、
20以上の言語で生活での困りごとなどの相談を受け付けています。

数井聡美さんは、やまぐち外国人総合相談センターの統括コーディネーターとして
さまざまな相談に当たっています。

【数井さん】
役所の手続きなどの生活に関する相談や給与や
労働条件などの仕事に関する相談が多いですね。
コロナに関する相談も多く寄せられています。
外国人の方には、言葉の壁があって、
情報が届きにくいという課題があります。

外国人の方にとっては、私たちが普段使う日本語では、
なかなか伝わりにくい場合も。
そんな時はぜひ、難しい言葉を使わない、
ポイントを絞って分かりやすく表現するといった、
視点に立った 「やさしい日本語」で話しかけてみるといいそうです。

▼お問い合わせ
<多文化共生に関する取り組みについて>
●山口県国際課
 電話:083-933-2340
●山口県国際交流協会
 電話:083-925-7353

「山口県国際課」⇒検索

<外国人に関する生活全般に係る相談について>
●やまぐち外国人総合相談センター
 電話:083-995―2100
 ※外国人住民だけでなく、関係する日本人の方からの相談も受付

「やまぐち外国人総合相談センター」⇒検索