＃304　山口から世界へ　パラアスリートの挑戦を応援しよう

東京2020パラリンピックでは、マラソンでは下関市出身の道下美里選手が優勝し、
私たちに大きな感動を与えてくれました。

しかし、県内での競技環境については、
企業などから財政的支援や練習環境の提供が受けやすい健常者アスリートと比べて、
パラアスリートは厳しい環境に置かれている傾向があります。

そこで県では平成29年度に、県、企業、県民が一体となり、
パラリンピックなどの世界大会を目指す選手を支援する
「やまぐちパラアスリート育成ファンド」を創設しました。

自転車競技の大谷春樹選手。広汎性発達障害があります。
令和4年度、助成対象選手に認定されました。

昨年は、知的障害者の国際大会で見事に優勝を飾りました。
6月にフランスで開かれる国際大会に向けて日々、練習に励んでいます。

県では「やまぐちパラアスリート育成ファンド」令和5年度助成対象選手を募集中です。
また、企業や県民の皆さんからのファンドへのご寄付も募集しています。
寄せられた寄附金は、選手の遠征費や大会参加費、用具の購入などに充てられます。
詳しくは県障害者支援課までお問い合わせください。

◆やまぐちパラアスリート育成ファンド「助成対象選手募集」
【募集期間】4月24日(月)～6月30日(金)
【お問い合わせ】山口県障害者支援課　
　　　　　　　　TEL：083-933-2765　
　　　　　　　　FAX：083-933-2779