イキイキ!山口

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#311 薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

1度手を出すと取り返しのつかないことになる「薬物」。
普段の生活の中で「薬物」に触れる機会はないと思われがちですが、
実際は薬物、特に大麻に関する犯罪の拡大が全国的に顕著で
昨年検挙された人は5,342人にのぼります。

これは過去最多を記録した令和3年に次ぐ多さで、
特に30歳未満の大麻事犯が全体の7割を占めています。
山口県でも同じ傾向がみられるために若い世代への薬物乱用防止の教育をしています。

実際に山口市立鋳銭司小学校で行われた「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。」教室では
さまざまな資料や機材を活用しながら、
薬物が体や社会に与える恐ろしさなどを分かりやすく教えています。

授業を受けた児童は
「前よりも薬物などの警戒心が高まった。絶対にやらないという気持ちが深まった」
「大麻とか薬とかやっちゃいけないってわかった。
依存症や交通事故にあうのが嫌なのでやりたくない」と感想を話していました。

山口県では早くから薬物に関する正しい知識を身に付けることが
薬物乱用のない安心・安全な山口県をつくっていくことにつながると考えていて、
小学校のほか中学校や高校でも教室を開催しています。

また、毎年6月26日は「国際麻薬乱用撲滅デー」になっています。
この日を中心に県内各地の商業施設などで高校生が主体となって
薬物乱用防止の啓発活動を行いました。

県では、今後もこういった啓発活動や小・中・高校での
「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。」教室を継続して行っていきます。

◆お問い合わせ
山口県薬務課
TEL:083-933-3018 
FAX:083-933-3029
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/48/