イキイキ!山口

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#325「献血に行ってみませんか」

現在、少子化の影響などで若い世代の献血者が減少していて、
このままの状況が続くと将来、
医療機関に安定的に血液を届けることができなくなる可能性があります。

献血は69歳までという年齢制限が設けられていますが、
現在、献血者の大半が40代、50代となっていて、
10代から30代の献血者は、ここ10年間で38%減少しているんです。
全国的にも若い世代の献血離れが問題となっていますが
山口県は全国平均と比べても厳しい状況です。

県では若い世代に献血へ来てもらうために高校に出向いて、
献血に関するさまざまな啓発活動を行っていて、
「献血セミナー」では血液の役割や献血の大切さなどの基本的な内容を
授業形式でお伝えしています。
セミナー後は
「献血に対する理解が深まり、身近でできる社会貢献としての意識が高まった」
「若者の献血者を増やすための対策が必要だと感じた」
といった感想がありました。

また、学校に献血車が出向いて校内献血も行っています。
岩国市の県立高森高等学校では献血をした生徒から
「今まで人のためにできたことが無いと思っていたので、
この機会で人のために役に立ちたいと思った」
「初めて受けたけどまったくしんどくなくて、
この血が誰かの元に届いてくれるんだと思うとうれしい気持ちです」
と感想を話してくれました。

毎年冬場は、
体調を崩したり外出を控えるなどの理由で献血をする人が減る傾向にあります。
10代や20代といった若い方はもちろん、幅広い世代からの献血をお待ちしています。


お問い合わせ
山口県 赤十字血液センター 
TEL:0120-456-122
https://www.bs.jrc.or.jp/csk/yamaguchi/index.html

山口県 薬務課
TEL:083-933-3018 FAX:083-933-3029
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/48/