イキイキ!山口

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#164「みんなで考えよう!若者の消費者トラブル防止策」

パソコンやスマートフォンを介した架空請求や、
マルチまがい商法など、若者を狙った悪質商法は後を絶ちません。
一方で、内容を十分理解しないまま契約したことによるトラブルも数多く発生しています。
今回のイキイキ!山口では若者を消費者トラブルから守るための取り組みをご紹介します。

取材した日は若者自身が消費者トラブルの防止策を考え、提案してもらおうと、
「学生消費者リーダー」養成講座が開かれていました。
養成講座には、県内の大学に通う、学生およそ30人が参加しています。
内閣府が行った調査では、若者の悩みごとの相談相手は
「友人・知人」の割合が65.3パーセントとなっています。
若者は、同世代からの意見が受け入れられやすい傾向が伺える一方で、
トラブルに遭っても独りで抱え込む傾向があるのではと心配されています。
若者がトラブルに巻き込まれた場合、誰にも相談できず、被害が潜在化する心配があります。
一方、民法の改正で、成人となる年齢も引下げられることから、
多くの若い方に賢い消費者としての知識を身に付けていただくことが大切になります。
学校やサークル活動の中での啓発など、
消費者トラブル防止の先頭に立っていただきたいとの思いから養成講座を始めました。
消費者トラブルで困ったときには抱え込まずに、消費生活センターに相談してください。

 

◆お問合せ先
★県消費生活センター 電話:083-924-0999
★消費者ホットライン 電話:(局番なし)188(いやや!)
山口県消費生活センター/検索