のイキイキ!山口
#333「減らそう!食品ロス」
皆さんは、「食品ロス」を減らすために気を付けていることはありますか。
「食品ロス」とは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられる食品のことです。
令和3年度の山口県の食品ロス量は約5.5万トンと推計されており、
これは県民全員が毎日おにぎり1個分の食品を捨てている量に相当します。
山口県では「やまぐち3きっちょる運動!」として3つのことを呼びかけています。
1つ目は、料理は食べきれる量だけ作り、残さず食べる「食べきっちょる」。
2つ目は、冷蔵庫をチェックして必要な食材だけを買い、
余すことなく使い切る「使いきっちょる」。
3つ目は、生ごみ自体の量を減らすため、
ごみ箱に入れる前にギュッとしぼる「水きっちょる」。
こうした行動を継続することで食品ロスの削減やごみの減量化につながります。
防府市にあるスーパーでは、家庭で余った食品を
フードバンク活動団体に届けるための「フードバンクポスト」を設置したり、
店内に食品ロス削減に関する啓発用のポップを掲示するなどして、
買い物客にも食品ロスの削減を呼びかけています。
「てまえどり」ということはご存じですか。
これは、すぐに食べる食品を購入する際に、商品棚の手前に並べられている、
賞味期限などが近い食品を積極的に購入することです。
これによって、売れ残りなどで廃棄する食品を減らせます。
県では、食品ロス削減に取り組んでいる飲食店を「やまぐち食べきり協力店」に、
食品関連業者を「ぶちエコ食品ロス削減パートナー」に登録し、
県ホームページなどを通じてその取り組みを紹介しています。
そうしたお店などを利用することでも食品ロス削減につながります。
このほかの詳しい情報は県廃棄物・リサイクル対策課のページをご覧ください。