のイキイキ!山口
#338「まちかどネウボラを知っていますか?」
全国と同様、山口県でも核家族化や地域とのつながりが希薄になっている現状があります。
こうした中、県では、身近な地域で、妊娠から子育てまで切れ目なく相談できる
「まちかどネウボラ」の設置を進めています。
ネウボラとはフィンランドの言葉で「アドバイスの場所」という意味です。
妊娠や出産、育児をサポートする仕組み、拠点のことを指します。
山口県ではこのネウボラを参考に、
妊娠期から子育て期にかけて切れ目なく相談できる体制を整えています。
今回は、山口市の愛児園 平川保育所、子育て支援センターふれあいも
「まちかどネウボラ」のひとつです。
県内各地にある約150カ所の地域子育て支援拠点の中で、
研修の受講などの要件を満たした施設を
「まちかどネウボラ」として認定しています。
この日はルーム・園庭の開放日で、
お子さん同士が遊んだり、お母さん同士がお話をされたり、
職員が相談に乗ったりと、自由に過ごされています。
県主催の母子保健研修会に参加したスタッフが、
子育ての相談だけでなく
母子保健の視点で、妊娠中のつわり、卒乳や離乳食の時期、
産後うつや育児不安といった相談事に寄り添って支援しています。
現在、県内には91カ所の「まちかどネウボラ」があります。
詳しくは県こども政策課のホームページでご確認ください。
妊娠期から子育て期まで、気軽に相談ができる
「まちかどネウボラ」を利用してみませんか。