イキイキ!山口

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#341 「県産牛乳を飲もう」

皆さん、県産牛乳を飲んでいますか?
飼料穀物や燃料の生産資材の価格高騰などにより、
酪農経営はかつてない厳しい環境に直面しています。
今回は、この難局を乗り越えるための、
酪農への理解醸成や県産牛乳の消費拡大に向けた県の取り組みをご紹介します。

 

山口県内には54戸の酪農家がおり、約2,500頭の乳牛が飼育されています。
年間約14,000トンの牛乳が生産され、
そのうち約3割が学校給食で飲まれています。
牛乳には成長期の子どもに欠かせないカルシウムをはじめとする
さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
これから夏休みに入ると学校給食で牛乳を消費する機会が少なくなるため、
県では山口県酪農乳業協会と協力して県産牛乳の消費拡大に取り組んでいます。

この日は下関市で、県産牛乳の試飲会や搾乳体験などのイベントが開かれました。
県内の酪農家も参加し、県産牛乳の魅力を訪れた人たちに伝えました。

酪農家の皆さんを支えるためには、県産牛乳の消費拡大が欠かせません。
今回のようなイベントをはじめ、
小学校を対象としたふれあい体験学習や牛乳乳製品料理コンクールなどを通じて、
理解促進と消費拡大を進めています。