のイキイキ!山口
#347「知って使ってローカル線を応援しよう」
鉄道のローカル線は、
地域住民や観光・ビジネスの移動手段として重要な役割を担っていますが、
県内ローカル線は利用者の減少などにより、厳しい状況にあります。
今回の「イキイキ!山口」では、
県内ローカル線の活性化に向けた県の取り組みを紹介します。
県内ローカル線の利用者は、
沿線人口の減少やマイカーの普及などで年々減少していて、
昨年は平成元年度と比べると、約半数の2800万人でした。
また、1日1キロあたりの平均乗客数を表す「輸送密度」は、
1000人が一つの目安となっていますが、
県内7路線中、4路線5区間が1000人未満と大変厳しい状況にあります。
そのため、県ではローカル線の利用活性化に向けた取り組みを進めています。
そのひとつが、「やまぐちローカル線応援団の募集」です。
県内ローカル線の維持・活性化に向けて取り組む
事業所や店舗、団体、個人を募集しています。
応援団に登録した企業や団体は県のウェブサイトに、
企業・団体名、サービス提供内容や取り組み内容などを掲載してPRできるほか、
優秀な利用促進の取り組みには表彰状などが授与されます。
また、12月8日まで、
「#やまぐちローカル線2024Instagramフォトコンテスト」が開催されています。
公式インスタグラムをフォローし、
県内ローカル線の魅力を伝えられる写真と一緒に
「やまぐちローカル線2024」と「最寄りの駅名」のハッシュタグを付けて投稿すると、
最優秀作品には賞品が贈られます。
さらに、「鉄道の日」である10月14日から11月30日まで、
県内ローカル線を活用したキャンペーンも実施されます。
路線の活性化で地域も元気に。知って使ってローカル線を応援しましょう。