イキイキ!山口

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#356「多文化共生推進の担い手になってみませんか?」

在留外国人が困り事なく生活を送るためには地域住民の理解や手助けが欠かせません。


今回のイキイキ!山口では
県内で暮らす外国人との架け橋となる「日本語ボランティア」について紹介します。

県内に住む外国人は令和6年6月末時点で2万649人となっていて、
この10年間で5割以上増えています。
山口県で暮らす外国人は今後さらに増加していくことが予想されており、
多文化共生社会の実現が重要となっています。

「多文化共生」とは、国籍や民族などが異なる人々が、
互いの文化の違いを認め合いながら、地域社会の一員として共に生きていくことです。
県では昨年度、山口県多文化共生推進指針を策定し、
外国人県民の方々をサポートするなどの取り組みを進めています。

その一つが日本語教室です。
外国人の皆さんが生活のさまざまな場面で日本語に困ることがないよう、
地域の日本語教室において、日本語ボランティアの方などが外国人に日本語を教えています。
日本語教室は、外国人の皆さんが日本語を学習するだけでなく
地域住民との相互理解を深める場にもなっています。


(日本語教室に参加 ロヘリオ・ラコルテ・ジュニアさん)
「毎週日本語で友達と会うのが楽しいです。先生はとても優しいです。」


(日本語教室に参加 ヨハナ・アムラクさん)
「たくさん喋ることはあまり分かりませんから、日本語教室に来るときに先生に聞いています。
日本語教室は楽しいです。好きです。」

「日本語ボランティア」として外国人に日本語を教えてみたい方を対象とした
入門講座なども実施しています。
興味のある方は、山口県国際交流協会のホームページをご覧いただくか、
直接お問い合わせください。

日本人と外国人がお互いを尊重しながら
共に地域をつくる一員として活躍できる山口県を目指しましょう!