のイキイキ!山口
#359「農福連携マルシェへ行こう!」
山口県では障害のある方の自立と社会参加を図るため、
「農業」と「福祉」の連携による取り組みを支援しています。
今回の「イキイキ!山口」では、
県が主催する「農福連携マルシェ」を紹介します。
障害者就労施設では、
障害のある方が農業や加工品の製造など、さまざまな仕事をしています。
一方で、例えば就労継続支援B型事業所で働く方の平均工賃は、
令和4年度の実績で、1カ月あたり1万9779円となっていて、
自立した生活を送るには十分とはいえません。
そういった状況を改善するために、
県が行っている取り組みの1つが「農福連携マルシェ」です。
障害者就労施設で生産された農産物や加工品を知ってもらい、
購入してもらうことで、販路拡大を図り、工賃向上につなげていきます。
また、障害のある方が自ら生産された製品を販売する機会を設けることにより、
社会参加意識の向上などの後押しを図ります。
1月に山陽小野田市で開かれた「農福連携マルシェ」では、
県内37事業所が出店し、
会場には野菜や焼き菓子、雑貨など、さまざまな商品が並びました。
次回は2月21日(金)から2日間、下松市のサンリブ下松で開催予定です。
「農業」と「福祉」がつながって、山口県を元気に。
「農福連携マルシェ」へ行こう!