のイキイキ!山口
#360「交通事故を防ぎましょう!」
県内では交通事故が後を絶ちません。
昨年は交通死亡事故も多く発生しました。
今回のイキイキ!山口では
交通事故を起こさない、交通事故に遭わないために気を付けるべきことを紹介します。
県内では昨年1年間に前の年よりも16人多い、51人の方が交通事故で亡くなりました。
特に高齢者の事故が増えています。
昨年の令和6年では、
交通事故で亡くなった高齢者は38人と、令和5年の2倍近くに増加しています。
なかでも歩行中の死者のうち約9割が高齢者で、
横断歩道を渡っていた歩行者が自動車と衝突して亡くなる事故も発生しています。
こちらは高齢者の立場になり、
筋力や視覚、聴覚の変化が与える影響を体験できる高齢者疑似体験スーツです。
実際に、横断歩道を渡ってみると体を動かしづらく、
視界も狭いため渡り終えるのに時間がかかってしまいました。
高齢者の方は、横断に時間がかかったり、
近づいてくる車に気付きにくいことがあります。
ドライバーの方は、高齢者に対する思いやりの気持ちを持ってハンドルを握りましょう。
JAFが昨年実施した「信号機のない横断歩道における車の一時停止率」の
調査によると山口県は42.9%で、全国平均の53%を下回っています。
信号機のない横断歩道では、明らかに横断者がいない時を除いて減速、
横断者がいる場合は必ず一時停止しなければなりませんが、
まだ半数以上のドライバーが止まっていないことがわかります。
みなさん、この「ダイヤマーク」はご存知ですか?
「この先に横断歩道がある」という意味です。
ドライバーの皆さんは、このマークを見落とさないように注意しましょう。
そして横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる時は、横断歩道の手前で必ず一時停止し、
思いやりと譲り合いの心を「お先にどうぞ」のハンドサインで示しましょう。
交通事故を起こさない、遭わないために、交通ルールをしっかりと守りましょう!