のイキイキ!山口
#166 古地図を片手に、まちを歩こう。
山口県には江戸時代に長州藩が作った古地図が数多く残されています。
現在でも当時の地図を頼りに散策を楽しめる場所がたくさんあるそうなんです。
今回のイキイキ!山口では、古地図を片手に、萩のまちを歩きます。
NPO萩まちじゅう博物館ガイドの植木さんと一緒に萩城下町の堀内地区を歩きます。
スタート地点の萩博物館があった場所は江戸時代には毛利家一門である大野毛利家の屋敷がありました。
その前が御成道、昔、殿様が通った道です。
御成道沿いにある石垣の一部は、途中から組み方が変わっています。
(御成道の)道幅が元々は5間(約10メートル)ありました。
そこに(明治になって)庭に夏みかんを植えるために道路を狭くしたのです。
その痕跡が石垣の石組みに残っています。
萩高校近くに残る長い土塀は益田家の塀で、江戸時代そのままの塀です。
長州藩には絵図方という役職があり 県内ほぼ全域の地図が作られています。
そのうち 県内の28カ所では地元のガイドさんと歩くガイドウオークを行っています。
スタンプラリーも行っているので ぜひご参加ください。
また 毛利家とゆかりの深い5つのエリアについてはデジタル化した地図を元に気軽にまち歩きを楽しめます。
※QRコードから読み込めます※
みなさんも江戸時代から、現在までの歴史に思いを馳せてまち歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。