のイキイキ!山口
#370『「共家事・共育児」に関するエピソードを募集します!』
女性が活躍しやすい地域社会を実現するためには、男性も家事・育児を積極的に行い
責任を共に分かち合うことが必要です。
今回のイキイキ!山口では、
県が進めている取り組み「共家事・共育児」に関するエピソードの募集についてご紹介します。
「共家事・共育児」は、夫婦などが、家事・育児を共に協力し合うという取り組みですが、
実際、県民の家事や育児に対する意識は時代とともに変わってきているのでしょうか?
県の調査では「男性は仕事、女性は家庭」という考え方に反対する人の割合は年々増えています。
一方で、6歳未満の子どもを持つ県内の夫婦の家事・育児関連時間については、
1週間あたり、夫が88分、妻が490分と、負担が女性に大きく偏っています。
夫婦間の格差は、全国ワースト2位となっていて、
頭では理解していても、家事や育児を共に協力し合うという行動に移せていないのが実情です。
そこで、県民の皆さんから「共家事・共育児」に関するエピソードを募集して、
行動のにつなげようという狙いですね?
多様な世代から共家事・共育児のエピソードをいただいて、
各世代に向けたメッセージ性のあるドキュメンタリー映像を作成し、
SNS等を通じて発信することで県民の行動変革を促します。
募集部門は3つあり、
「若年層へ向けたエピソード」、
「子育て世代へ向けたエピソード」、
「シニア世代へ向けたエピソード」です。
対象は、県内に居住または県内に通勤・通学されている全ての方です。
募集期間は9月30日までとなっています。
山口市在住の遠藤さんご夫妻。
共働きで、普段は家事や育児を分担しながら、2人のお子さんを育てています。
ご主人は家事をあまりしないぶん、積極的に育児に関わることで、
負担がどちらかに偏らないように配慮しているそうです。
奥さんは、ご主人と積極的にコミュニケーションを取ることで、
お子さんの急な病気などに対応しているそうです。
皆さんのすてきな「共家事・共育児」のエピソードが、県民の意識啓発につながります。
たくさんのご応募お待ちしています。