イキイキ!山口

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#376『安全な登山のために』

安藤:レジャーの一つとして、登山の人気が高まっています。
   その一方で、多くの山岳遭難も発生しています。
   今回のイキイキ!山口は、
   登山を安全で楽しいものにするための注意点についてお伝えします。

安藤:若山さん、全国的に登山が人気のようですね。
県警察本部 地域企画課 若山大輔さん:
はい。手軽なレジャーとして登山をする方が増えています。
重装備による本格的なものだけではなく、
散歩感覚で身近な低い山に出かける方も多くなっています。

安藤  :運動やストレス解消にも良さそうな登山ですが、遭難も増えてきていると聞きました。
若山さん:はい。去年1年間でみると全国の山岳遭難の発生件数は2946件でした。
     県内でも18件発生しています。
     それぞれ前の年と比べると、全国の発生件数は減少していますが、
     県内では増加しています。
     県内には高い山が少なく標高200mから500mほどの低山がメインですが、
     県内の山岳遭難はその大半が低い山で発生しているんです。
安藤  :低い山で遭難するとはどういうことなんですか?

若山さん:割合として多いのは、道に迷うケースです。
     そうならないために、やはり事前の計画と準備が大切となります。

安藤  :では、安全な登山のために必要なことを教えてください。
若山さん:たとえ低い山であっても登山道を確認して、
     スマートフォンやモバイルバッテリー、飲料水など、
     十分な装備を準備するのはもちろんですが、
     登山計画書を作成して県警に提出することを徹底してください。

登山計画書は県警のホームページから申請できるほか、
「ヤマップ」や「コンパス」という登山用アプリを利用して
簡単に作成し提出することができます。

計画書は万が一遭難した際の捜索にも役立ちますので、必ず提出するようにしましょう。
また、登山中であっても少しでも体調に不安を感じた場合は、
登山を中止して下山する など、決して無理をしないよう心掛けてください。

全国的にクマの出没が相次いでいます。
県内のクマの目撃情報については「YPくまっぷ」というサイトにまとめられています。
目撃された時間や場所などがくわしく掲載されていますので、
事前に確認して登山の計画などに役立ててください。

若山さん:低い山でも登山に無理は禁物です。
安藤  :事前の準備はもちろん、体調もしっかり整えて、安全に登山を楽しみましょう。