イキイキ!山口

のイキイキ!山口

#389 「不妊について考えてみませんか?」

厚生労働省によると、夫婦の4.4組に1組が、
不妊の検査や治療を受けたことがあるといわれています。

今回のイキイキ!山口では、不妊に悩む方の経済的・精神的な負担を減らすために、
県が行っている助成制度や相談事業についてご紹介します。

山口県立総合医療センターで、婦人科の診療部長を務める田村博史先生。
県内の不妊治療の第一人者として、
県の助成制度へのアドバイスや、不妊に関する講演活動などにも力を入れています。

ひと言で不妊治療と言っても、いろいろな方法があるんですよね?

「一般不妊治療」「人工授精」「生殖補助医療」「先進医療」などに分けられます。
一般不妊治療や人工授精のほか、
体外受精などの「生殖補助医療」は保険が適用されますが、
保険適応となっていない特殊な治療法は「先進医療」として保険適用外のため、
経済的な負担も大きくなる傾向にあります。

そんな中で、県では令和6年度から、
「しあわせ運ぶ妊活応援事業」という助成制度を行っているそうですね?

この助成制度は男性も対象となっています。
体外受精などの生殖補助医療については、1回の治療につき6万円を上限に助成します。
また、先進医療については、1回の治療につき20万円を上限に助成します。
これは全国的に見ても、大きな助成額となっています。

不妊に悩む夫婦を支えることは不可欠ですが、
そういったご夫婦はどこに相談すればいいですか?

現在、県では、こちら県立総合医療センターに「不妊専門相談センター」を設置し、
不妊の診断や治療、不妊に関する悩みなどの相談を受け付けています。
相談費用は無料で、保健師、助産師等の専門職が電話やメールなどにより相談に対応しています。
電話相談は祝日と年末年始を除き、毎日午前9時30分から午後4時まで行っています。
電話番号は、0835―22―8803です。

また来月には、妊活中や、
不妊・不育症治療を受けている方などを対象にしたイベントが予定されているそうですね?

3月22日日曜日に周南市学び・交流プラザで、「妊活を考える集い」が開催されます。
私も、不妊治療に対する行政からのサポートをテーマに、講演をさせていただく予定です。
また講演の後には、予約制になりますが、「不妊専門相談会」も開催いたします。
ぜひ、こういった機会を通して、不妊についての理解と関心を深めましょう。