のイキイキ!山口
#394 『耐震化で住まいの安心・安全を』
地震はいつ、どこで発生するかわかりません。
県内の住宅の耐震化率は86.1%と全国の耐震化率90%を下回っており、
住宅耐震化への取り組みの強化が大きな課題となっています。
今回のイキイキ!山口では、
県が普及に取り組んでいる低コストな耐震改修工法についてご紹介します。

山口市で開かれたセミナー、「知って得する?!低コスト耐震改修工法のススメ!」。
県が今年度から普及に取り組んでいる、住宅の耐震改修を
従来の工法よりも比較的安価に実施できる低コストな耐震改修工法の普及につなげようと、
開催されました。

基調講演では、低コストな耐震改修工法の開発に携わられた名古屋工業大学の井戸田秀樹教授が、
低コストな耐震改修工法の仕組みやメリットについて紹介しました。

今回のセミナーの一番の狙いは何ですか?
令和6年の能登半島地震では旧耐震基準で建てられた
耐震性の不十分な木造住宅の倒壊などの被害が顕著でした。
本県の木造住宅の耐震化率は全国の耐震化率よりも低いので、
もし県内で大きな地震が起きた時の被害が心配されます。
今回のセミナーは、住宅耐震化の重要性はもちろんのこと、
住宅所有者の方が耐震改修に踏み切れない大きな原因が高額な耐震改修費用であることから、
低コストな耐震改修工法を広く知っていただきたいと思い、開催しました。

広く知っていただく対象は、県民の方でしょうか?
住宅の所有者である県民の皆さまもそうですが、
耐震改修の設計に携わる設計者、工事をされる施工者の皆さまにも知っていただき、
低コストな耐震改修工法を取り扱える設計者や施工者を増やしていきたいと考えています。

低コストな耐震改修工法ということですが、
一般的な耐震改修の工法に比べて、どのくらいコストが低減されるのでしょうか。
住宅によって異なりますので、一つの例となりますが、
約4割コストが低減されたという検証結果があります。

コストが低減される以外にも、メリットはあるのでしょうか?
天井や床を壊さないため、
工事の期間も短く、住んだまま工事ができるというメリットもあります。
県では、実際の住宅で低コストな耐震改修工法による設計および工事を実施いただける
住宅所有者の方の募集を予定しておりますので、
ご興味がある方は、ぜひ、県住宅課までご連絡いただきたいと思います。
地震はいつ、どこで起こるかわかりません。
あなたと家族の大切な命を守るために、住まいを耐震化しましょう!



