のイキイキ!山口
#395『HPVワクチンをご存じですか?』
安藤:日本では毎年およそ3,000人もの女性が子宮頸がんで亡くなっています。
しかし子宮頸がんはワクチンで予防できるがんともいわれています。

今回のイキイキ!山口は、子宮頸がんの予防とHPVワクチンについてお伝えします。
安藤:縄田先生、子宮頸がんを予防するワクチンとはどういったものなんですか?
なわたクリニック 院長 縄田修吾さん:
子宮頸がんの原因のほとんどはHPV・ヒトパピローマウイルスの感染です。
HPVは女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。
ほとんどの人はウイルスが自然に消えますが
感染が原因でガンになってしまうことがあります。
そのHPVの感染を防ぐのがワクチンです。
感染を防ぐことで将来の子宮頸がんを予防する効果が期待できるとされています。

安藤 :どのようなタイミングでワクチンを接種するのがいいんでしょうか。
縄田さん:山口県の子宮頸がんの罹患率を見ると20代後半から急激に増えています。
がんの発見が遅くなると
子宮を失い妊娠できなくなってしまう場合もあるほか
最悪の場合は命に関わります。
若いうちに接種すると最も効果的とのデータもありますので
若いうちの接種をお勧めしています。

安藤 :ワクチンというと副反応も気になりますが。
縄田さん:接種した部位に痛みや腫れが起こることがあるほか
まれに重いアレルギー症状などが起こることもありますが
基本的には他のワクチンを接種した時と同様です。
安全性については定期的に専門家によって確認されています。

縄田さん:誰でも若くしてかかりうる子宮頸がんにならないためには
早めの予防が大切です。
HPVワクチンの接種ももちろんですが
定期的に検診を受けるようにしましょう。
20歳になったら2年に1回は子宮頸がん検診を受けましょう。

安藤:桃木さん、ワクチンの接種について教えてください。
県健康増進課 桃木麻里さん:
はい。小学校6年生から高校1年生相当の女の子は
公費でHPVワクチンを接種できます。
HPVワクチンの接種についてはお住まいの市町の予防接種担当窓口
または県健康増進課までお気軽にお問い合わせください。

桃木さん:また県HPでは特設サイトも設けています。
イラストや動画などを交え分かりやすく掲載していますので
ぜひご確認ください。
保護者の方にもご覧いただき
お子さまのワクチン接種をご検討いただければと思います。

安藤:大切な命を守るためにも
ワクチン接種と定期的な検診で子宮頸がんを予防しましょう。



