イキイキ!山口

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#172 あおり運転の防止

#172 あおり運転の防止

おととし6月に、神奈川県内の高速道路でいわゆる「あおり運転」を原因とする
悲惨な交通死亡事故が起きました。
それ以降、悪質・危険な運転に対して厳正な対処を望む国民の声が高まっています。
今回のイキイキ山口では、具体的なあおり運転の事例と、
その対処法についてご紹介します。

あおり運転にはいくつかのパターンがあります。
例えば、著しく前の車に接近してあおる行為や、
危険な進路変更で、並走している車の前に割り込む行為、
また執拗にクラクションを鳴らす行為や、
車体を極めて接近させて走行する行為も、あおり運転といえます。
これらの行為は、道路交通法違反に該当する場合があります。

県内でも、事故につながる危険があるということで、
運転手を逮捕した事案も発生しています。
実際に事故が起きてしまった場合や、非常に悪質な場合には、
危険運転致死傷罪や暴行罪など、
道路交通法違反よりも刑罰の重い法律が適用されることもありますので、
絶対にやめていただきたいと思います。

もし実際にあおり運転を受けたら、まずは、相手の挑発に乗らず、
近くの安全な場所(SA・PAなど)に避難してください。
そして安全を確保したら、直ちに110番通報をお願いします。
またドライブレコーダーなどの映像はあおり運転をされた証拠となりますので、
有効に活用していただきたいと思います。
あおり運転は、重大な交通事故につながる恐れがあります。
運転は常に「あせらず、思いやり、譲り合いの気持ちを持って」行うよう心掛けましょう。