イキイキ!山口

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#151 薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

山口県は覚醒剤や大麻といった薬物の乱用防止に力を入れています。
毎年、県内全ての小・中・高校で薬物の危険性について学ぶ教室などを実施しています。

県が行っている「薬物乱用“ダメ。ゼッタイ。”教室」では、
警察官や学校薬剤師さん、また保健所の職員が実際に学校を訪問し、
薬物が体にどのような害を与えるのか、また一度手を出してしまうと抜け出すのが大変であること等、
スライドなどを使って説明しています。
特に若い世代は、知り合いなどに勧められて軽い気持ちで始めてしまうことがあるので、
まず薬物に手を出させないこと、人に勧められても「断る勇気」を持つように訴えています。

違法な薬物に関わって検挙される人は、減っていません。
全国では、覚醒剤で検挙される人は、毎年1万人を超える状態が続いています。
また、数年前に社会問題となった危険ドラッグによる検挙者数は、
減少傾向にあるのですが新たに問題となっているのが大麻です。
昨年は、大麻による検挙者数が全国で3千人を超え、過去最多となりました。
山口県内でも昨年1年間で、覚醒剤による検挙者が80人、大麻による検挙者が10人いました。

今月26日は、世界中で薬物乱用防止を呼び掛ける「国際麻薬乱用撲滅デー」です。
県内でもこの日を中心に、「ダメ。ゼッタイ。国際麻薬乱用撲滅ヤングキャンペーン」を展開し、
主に高校生たちがショッピングセンターなどで薬物乱用防止の啓発を行っています。
また、併せて国連支援募金を行っておりますので、ぜひ皆さまのご協力をお願いします。
薬物は使用した人の未来を奪うものです。
世界の子どもたちを薬物の乱用から守るため国連支援募金へのご協力をよろしくお願いします。