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2016年7月11日 #92 ダムの中を見てみよう!
2016年7月11日 #92 ダムの中を見てみよう!
#92 ダムの中を見てみよう!
ダムは洪水から私たちの命や財産を守る機能をはじめ、水道用水や農業用水、工業用水の確保、発電など、私たちの生活において欠かせない施設となっています。
今月21日から31日までは「森と湖に親しむ旬間」として、県内20のダムでは見学会が開かれます。
今回は、建設から50年の菅野ダムを紹介します。
菅野ダムはおよそ9,500万立方メートの水をためることができます。
ダムの管理事務所にある操作室。
ダムから放流する量をここから指示する、いわば頭脳に当たる施設です。
こちらの部屋では放流ゲートと呼ばれる水門を開け閉めして、ダムにためる水と下流に流す水の量を調節しています。
※ダム放流時には見学会は中止となります※
ダムの見学会では、日ごろ関係者以外は立ち入ることのできない、ダムの内部も公開します。
また、ダムのそばにあるのは一般家庭10,800世帯分の電気を発電できる水力発電所です。
鋼鉄製のケースの中に大きな水車があって、ダムから流れ込む水の力を使って電気をおこします。
ダムの見学会はダムの役割を多くの方に知ってもらおうと県内20のダムで行われます。特に菅野ダムでは今年で完成50周年を迎えるため、ダム建設以前の集落の写真や建設当時の写真などを展示するパネル展や建設時の映像をご覧いただく記念イベントを開催します。
見学は無料ですので、お気軽にお越しください。
また、県内18のダムでは、このようなダムカードも配布しています。ぜひこちらも集めてみてください。
★ダム見学会
■7月21日(木)から31日(日)まで
※降雨時などには中止になる場合があります
◇お問い合わせ
★山口県河川課
■TEL:083-933-3790