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2016年11月21日 #105 地震への備え大丈夫?
2016年11月21日 #105 地震への備え大丈夫?
#105 地震への備え大丈夫?
2011年東日本大震災、今年4月の熊本地震や先日の鳥取県の地震と、日本は今、地震の活動期に入ったといわれています。
大きな地震が起きたとき、私たちはどう対処すべきなのでしょうか。
今年春にオープンしたばかりの岩国市防災学習館には地震を体験できるコーナーがあり、震度7を疑似体験できます。
建物の中で大きな地震に遭遇した場合、まずは落ち着いて、机の下など、頑丈な所に隠れてください。
こうすることで、落ちてくる食器や、倒れてくる棚などから身を守ることができます。
慌てて外に飛び出すと危険です。
揺れが収まったのを確認した後で、出口を確保しましょう。
また、揺れが収さまってから、火の元を確実に消しましょう。
山口県は地震が少ないという印象があるかもしれませんが、県内には、県東部を走る大竹断層をはじめ、マグニチュード7クラスの地震を引き起こす可能性のある活断層が複数確認されています。
このうち、大竹断層が動いた場合は、岩国市や和木町で最大震度7が想定されています。
最悪のケースで、死者1507人で、経済的な損失は3.5兆円との試算が出ています。
ところで、災害が発生すると水や食料が入手できなくなり、生活に支障を来すこともあります。
そのため、非常食、水などは、最低でも3日分の備蓄品を各家庭で備えておきましょう。
水や食料には賞味期限があり、乾電池などは消耗する可能性があります。
日頃から確認し、災害に備えていただければと思います。
今、この瞬間に大きな揺れを感じたらどうするか?
今一度、いつ起きるか分からない地震のことを考えて対策を立てておきましょう。